2022年12月10日に特別ゲストとして登壇いたしました「Aro/Ace調査2022調査結果概要報告会」で言及した調査研究の詳細情報を以下に掲載しますので、ご参考までにどうぞ!
また、日本におけるアセクシュアル/アロマンティック・スペクトラムの人口学に関する研究動向が1か所にまとまっている資料を読んでみたいと思った方や、当日イベントで何度か出てきた「無作為抽出調査」とか「オープン型ウェブ調査」とかって何?と思った方向けのスライド資料(おすすめ!)もあわせてぜひご覧ください。
- 「Aro/Ace調査2020」データを用いて執筆した論文(三宅・平森 2021):「日本におけるアロマンティック/アセクシュアル・スペクトラムの人口学的多様性――『Aro/Ace調査2020』の分析結果から」
- 調査回答者の性的指向・性自認のあり方をたずねている大阪市で実施された無作為抽出調査である「大阪市民調査」における(出生時に割り当てられた性別、年齢階級別にみた)アセクシュアル回答者割合:原著論文(英文)、日本語訳
- 「大阪市民調査」を用いた、性的指向アイデンティティ、恋愛的惹かれ、性的惹かれ、性行動など性的指向の複数の指標の相互関連性に関する分析(分析の一部については三宅・平森(2021)のp.216-7で日本語でも言及しています):SocArXiv(英文)
- 「大阪市民調査」を用いた、メンタルヘルスおよび自殺企図・未遂経験に関する分析:パネル展示「大阪市における無作為抽出調査からみたセクシュアル・マイノリティのメンタルヘルス」
- 認定NPO法人虹色ダイバーシティによる「LGBTと職場環境に関するWebアンケート調査 niji VOICE〜LGBT も働きやすい職場づくり、⽣きやすい社会づくりのための『声』集め〜」の調査結果(有効回答者中、シスジェンダー・アセクシュアル女性は2.1%、シスジェンダー・アセクシュアル男性は0.2%):『職場のLGBT⽩書――「やるべき事は、まだまだある〜深刻なハラスメントと変化の兆し〜」アンケート調査 niji VOICE 2018, 2019, 2020 に寄せられた 7,162 名の声から』
- さまざまな性的マイノリティに対する意識・態度をたずねている全国無作為抽出調査である「性的マイノリティについての意識:2019年(第2回)全国調査」におけるAro/Ace関連項目(恋愛感情を抱かない男女への嫌悪感は資料53、55ページ目、性愛感情を抱かない友人に対する抵抗感は資料70、74ページ目):スライド資料
- 国立社会保障・人口問題研究所による2021年実施の「出生動向基本調査」の結果概要(交際希望に関する結果は資料のp.26):第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)
- 近年中に実施予定である、回答者に性的指向・性自認のあり方をたずねる全国無作為抽出調査に関する情報:KAKEN — 研究課題をさがす | 性的指向と性自認の人口学の構築ーー全国無作為抽出調査の実施 (KAKENHI-PROJECT-21H04407)